2026年6月に、プレジデントオンラインで反響の大きかった人気記事ベスト3をお送りします。健康・医療部門の第3位は――。
▼第1位 41度でも、42度でもない…自律神経の専門家「翌日に疲れを持ち越さない」医学的に正しい"お風呂の温度"
▼第2位 酒・タバコ・運動不足より影響大…現役医師が解説「日本人のがんの原因ランキング1位の意外な正体」
▼第3位 ボールペンよりも万年筆よりも効果的…脳内科医が「脳の若返りにお勧め」という日々の記録に必須の文具
※本稿は、加藤俊徳『80代でも若返る脳』(新星出版社)の一部を再編集したものです。
脳力を高める「ノート、鉛筆、小刀」の使い方
脳力を高める三種の神器というと大げさですが、ぜひ「ノート、鉛筆、小刀」を揃えておきましょう。小刀で鉛筆を削り、削った鉛筆で日記を書くのです。
3点セットに「辞書」も加えれば完璧です。紙の辞書で漢字やことわざを調べると、手指の繊細な動きで先の記事でお伝えした脳番地の運動系を使い、文字を探すときには視覚系が働いて、得た情報は理解系を経て記憶系に収められます。
昔は小刀を使って鉛筆を削るのが当たり前でしたが、手軽さからシャープペンシルやボールペンに移り、気がつくとワープロ、いまやパソコン・スマートフォンを使うようになりました。
考えながら自分の手で文字を書く機会が減ってしまうのは、脳の若返りの機会を奪うのと同じです。
小刀での鉛筆削りは手指の繊細な動きが必要で、短時間ですが集中力が求められます。昔取った杵柄でササっとこなせるか、おっかなびっくりになるかは、記憶系と運動系の連携プレーにかかっています。
焦らず丁寧に鉛筆を削ってください。鋭く尖った鉛筆の芯の出来栄えに達成感を抱きながら、真っ白な紙に鉛筆を走らせて爽快感を味わいましょう。
こうした明るい気持ちが感情系を刺激します。

