仕事のどんな場面でAIは役に立つのか。AI実践家の加納敏彦さんは「最近のAIは日本語の理解も高いので、敬語に悩んだ時はAIに整えてもらうといい。また、長い文章を“短く・角が立たず・明確な”形に整えるのも得意だ」という――。

※本稿は、加納敏彦『AI時代の入社1年目の教科書』(きずな出版)の一部を再編集したものです。

パソコンでAIとチャットをする人
写真=iStock.com/Supatman
※写真はイメージです

先輩に聞く前にAIに聞け

入社してすぐの頃、あなたは先輩にチャットをしました。

「了解です! あとで送ります。すみません!」

そのまま取引先へのメールにも、似た調子で書いてしまいます。数分後、先輩からそっと言われました。

「社外は“了解です”じゃなくて、“承知いたしました”だね。『すみません』も『申し訳ございません』がいいかな」

悪気はないのに、急に顔が熱くなる。1年目あるあるです。敬語をいち早く覚えると、できる新人になれます。

敬語は、堅くするためではなく、相手への思いやりを“見える形”にするもの。全部を完ぺきに覚える必要はありません。最初に利くのは、社内外問わず毎日のように使う2つです。

■1.クッション言葉(前に添えるだけで柔らかくなる)
お忙しいところ申し訳ありませんが」(話しかける)
恐れ入りますが」(依頼・確認)
差し支えなければ」(意見を聞く)
あいにくではございますが」(断る)
たいへん失礼ではございますが」(伝えにくいことを伝える)


■2.報連相(報告・連絡・相談)で困らない基本フレーズ
あいさつは「お疲れ様です」。お礼は「ありがとうございます」。
上司には「承知いたしました」「かしこまりました」。謝るなら「申し訳ございません」。
ほめられたら「恐れ入ります」。
相談は「ご相談したいことがあり、お時間をいただけますでしょうか」。
自分の動きは控えめに「伺います」、相手の言葉は立てて「おっしゃいました」。
○○様はいらっしゃいますか」「資料を拝見いたしました」もよく使います。