夏に考える認知症との向き合い方
厳しい暑さが続き、寝苦しい夜や食欲の落ち込みに悩まされる季節です。心身に負担がかかりやすいこの時期は、日々の不調とあわせて、脳の健康にも目を向けておきたいものです。今回は、家族と自分自身の「認知症」への向き合い方を考える記事を3本お届けします。
1本目は、認知症専門医・精神科医の繁田雅弘さんによる、予防に本当に効く習慣を解説した論考です。脳トレドリルや早口言葉では脳のごく一部しか鍛えられません。記憶や判断、感情、運動など、脳の多くの領域が連携して働く活動こそが老化を遠ざける。日々の暮らしのなかで無理なく続けられる趣味や家事に、その答えが隠されています。
2本目は、介護施設経営者の林直樹さんによる、予兆の見抜き方を伝えるレポートです。物忘れよりも早く表れるサインが、実は台所にあるといいます。砂糖と塩を間違える、鍋を火にかけたことを忘れる。そんな料理や味つけの小さな異変が、認知機能の低下を映し出す。身近な家族の変化に気づくための視点を示します。
3本目は、米国老年医学・内科専門医の山田悠史さんによる、喫煙と認知症の関係をひもとく記事です。約96万人分のデータを扱った研究では、喫煙者のリスクは非喫煙者より約3割高いと報告されています。ただし長年の愛煙家であっても、打つ手はある。年齢との関係をふまえながら、リスクを下げるための現実的な選択肢を提示します。
暑さで生活が乱れがちな時期こそ、暮らしを整え直す好機です。脳の健康を守るヒントが詰まった3本です。
「脳トレ」「早口言葉」よりもうんと効果的…専門医が「認知症予防」に勧める「本当に脳にいいお手軽趣味」
(2026年3月26日公開)
認知症予防には何が効果的なのか。認知症専門医の繁田雅弘さんは「脳トレドリルや早口言葉では脳の一部しか鍛えられず、脳の老化を防ぐことはできない。それらよりも効果的で認知症予防にうってつけの趣味や家事がある」という――。〈続きを読む〉
台所を見れば認知症の予兆がわかる…介護のプロが断言「物忘れ」よりも早く気づける"食卓の異変"
(2025年9月20日公開)
認知症の予兆を見抜くにはどうしたらいいのか。介護施設を運営する林直樹さんは「台所に注目してほしい。例えば、砂糖と塩を間違える、鍋を火にかけたことを忘れるといったミスが続くなら要注意だ」という――。〈続きを読む〉
65歳までならギリギリ間に合う…長年の愛煙家が「認知症から逃げおおせる」ためにできる"たった一つのこと"
(2025年7月31日公開)
認知症を発症せずに晩年をイキイキ過ごすにはどうすればいいのか。米マウントサイナイ医科大学老年医学科の山田悠史医師は「確実に認知症のリスクを上げるといえる習慣の一つが“喫煙”だ。30代から吸い始めた人は特に注意が必要だが、長年の愛煙家でも、リスクを下げる方法はある」という――。〈続きを読む〉




