子どもが腹部を損傷しやすい理由
このような重症例は氷山の一角で、実際には子どもが腹部にダメージを受けるケガは、病院を救急受診するほどではないとしても、たくさん起きています。しかも、高いところから転落したなど、特別な場面で起きているのではありません。登下校中に走り出して転んでしまったとか、休み時間に友達と追いかけっこをしていてバランスを崩したなど、日常の中で起きているのです。
では、なぜ子どもは水筒によって内臓を損傷しやすいかというと、一つは体の構造に理由があります。子どもは大人に比べて筋肉が未発達で、クッションの役割を果たす皮下脂肪が少なく腹壁が薄いため、外からの衝撃がダイレクトに内臓に伝わりやすいのです。
二つ目は、子どもは通学に大きくて重いランドセルやリュックを背負っていることで、重心が後ろ寄りになっています。この状態ではバランスを崩しやすいうえ、とっさに手をついて体を守ることも難しいのです。その結果、硬い水筒のようなものが体の一点に当たることで、大人には起こりにくい重篤な外傷につながるのです。
ここから先は無料会員限定です。
無料会員登録で今すぐ全文が読めます。
プレジデントオンライン無料会員の4つの特典
- 30秒で世の中の話題と動きがチェックできる限定メルマガ配信
- 約5万本の無料会員記事が閲覧可能
- 記事を印刷して資料やアーカイブとして利用可能
- 記事をブックマーク可能
