「はい」だけで返事をしてはいけないワケ
日本語では、相手が話したあとに「うんうん」とうなずくだけでも、会話が続くことが多いですよね。でも英語では、うなずくだけだと「退屈している」「関心がない」と思われてしまいます。一言でもいいので「言葉」で反応しましょう。
A:I went to Osaka for a meeting yesterday.
(アイ ウェントゥ オオサカ フォラ ミーティン イェスタデイ)
昨日、大阪へ会議に行きました。
悪い例B:うなずくだけ。
→ 相手から見ると、「聞いていないのかな?」と思われてしまう。
良い例B:That's nice. Hope it went well.
(ザッツ ナイス ホウプ イッ ウェンテェル)
いいですね。うまくいっていればいいですね。
→ たとえ単語が少なくても、「あなたの話に関心がありますよ」という気持ちは、しっかり伝わる。
②「Yes」だけは危険信号
日本語では「はい」だけでも、会話はちゃんと成り立ちます。でも英語では、“Yes.”だけだと冷たく聞こえることが多いのです。
ある国際会議で質問されて“Yes.”だけで答えてしまった日本人社員がいました。その外国人の上司は「コイツは本当に理解しているのか?」と不安になったでしょう。そこで“Yes, I'll send it by email this afternoon.”(イエス アイゥ センディッ バイ イーメイゥ ディス アフタヌーン/はい、今日の午後にメールで送ります)」と伝えたところ、その社員は上司の信頼を得られたそうです。
「Yes」に付け加えるべき一言
英語では、返事の後に「少しの情報」や「気持ち」を添えるのが自然です。たった一言加えるだけで、相手の受け取る印象がまるで違ってきます。
A:Do you like sushi?
(ドゥ ユー ライク スシ?)お寿司は好きですか?
悪い例B:Yes.
(イェス)はい。
→ 素っ気なく聞こえます。まるで「会話を終わらせたい」ような印象です。
少しはマシな例B:Yes, I like it.
(イェス、アイ ライキッ)はい、好きです。
→ こちらが自然です。感じがやわらかく、会話も続きやすいです。
良い例B:Yes, especially tuna sushi.
(イェス、エスペシャリィ チューナ スシ)はい、特にマグロの寿司が好きです。
→ さらによい返しです。相手が“Oh, me too!”などと続けやすくなり、会話が広がります。
このように英語では“Yes”で終わらせるより、「Yes, + 一言」を足すだけで、相手に「話したい気持ち」が伝わります。これは、日常会話でもビジネスにおける会話においても大切なポイントです。
これは日本語でも同じです。「できますか?」と聞かれて「はい」だけで終わると、どこか頼りなく聞こえませんか? 一言を加えて「はい、やります」と言った方が、相手は安心します。英語でも同じなのです。“Yes.”だけだと、気持ちが伝わらないのです。だからこそ、英語では“Yes”で終わらせない。「Yes, + 一言」を意識するだけで、あなたの英語はすぐに自然に聞こえるようになります。次に“Yes, but”や“Yes, I think so.”など、バリエーションを増やしていくと、会話の幅がぐっと広がりますよ。

