「ガソリン車と同等の価格」まで下がってきた
黎明期のEVは全て三元系だったものの、最近になってLFPが急増。中国BYDのEVなどは全てLFPである。日本車でもスズキ「e ビターラ」や、ダイハツの「e ハイゼット」などLFPを採用するモデルも出てきた。
LFPを使っているEVなら、燃える心配(電池にクギを刺してもショートによる熱暴走がない)や寿命の心配をしなくてOK。トヨタも2027年あたりから出てくる次世代EVはLFPを使う予定という。
割高だった価格は品質の高いBYDが補助金無しでガソリン車と同等の価格を付けてきた。「シーライオン7」という航続距離590kmのEVは(もちろん寿命が長いLFP)、ハイブリッド車で490万円のトヨタRAV4より一回り大きく作りも上質。車体構造をバラしてチェックしたけれど、メルセデスやBMWと比べても負けていないくらいの素材を使っている。
それでいて499万円という低価格だ(15万円の補助金を使えば実質的にRAV4より安い)。
補助金込みならハイブリッド車より安い
スバルの新型EV「トレイルシーカー」は、航続距離734kmとエンジン車を凌ぐ。「SUBARU Safety Sense」などもフル装備して638万円。日本車を優遇する補助金により129万円も国が援助してくれるため510万円に。これまたトヨタRAV4と同等クラスである。買った後の自動車税やエネルギーコスト、ランニングコスト(オイル交換など不要)まで考えたらハイブリッド車よりリーズナブルだ。
また、東京都在住だと上乗せ補助金が出る。トレイルシーカーなら40万円。さらに自宅に太陽光発電を導入していたらプラス30万円の70万円が補助される。510万円-70万円=440万円。同じクラスのハイブリッド車を買うより明らかに安く付く。
同じく私が契約したホンダの「スーパーワン」(339万円)の場合、国からの補助金が130万円のため209万円で、エンジン車のコンパクトカーを買うより安くなってしまう。さらに東京都在住で太陽光発電を導入しているから別個に90万円出る。こうなると119万円になり、どんなクルマより安くなってしまう。





