仕事の意義を自分事として捉える設計

場合によっては、厳しいフィードバックを与えたり、シビアな指導をすることも必要ですが、人に指導されるのは、管理されるのと同じように苦痛を伴うことだ……と想像力を働かせることが大事なポイントとなります。

書影
ピョートル・フェリクス・グジバチ『世界の一流は「部下」に何を教えているのか』(クロスメディア・パブリッシング)

「早く一人前になりたい」とか、「これから世界に出たい」と考えている若手世代の部下には、自己肯定感が感じられて、自信を持って働ける場を提供することは上司の責任です。

「とにかく、上司の指示通りにやれ」と強引に仕事を押しつけたのでは、今日は取り組んだとしても、明日はやらないかもしれません。

そのため、上司は一つひとつの業務が部下自身のキャリアにおいてどのような価値を持つのかを具体的に提示し、本人がその意味に納得して取り組める状態を築かなければなりません。

部下が仕事の意義を自分事として捉えた時、モチベーションは外部から強制されるものではなく、本人の内側から自発的に湧き上がるようになります。

このようなプロセスを通じて、上司は単なる業務の管理者ではなく、部下の成長を常に支え続けるメンターとしての役割を果たすことが求められます。

成長プロセスにある部下が上司に求めているのは、 「この上司と出会って、一緒に仕事をしたことで、自分が変わった、スキルが向上した、専門知識が身についた」という成長実感を通しての成功体験です。

部下に成長実感を提供して、向上心にエネルギーをチャージすることも、上司の大事な役目と考えることが大切です。

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