「元気なうちに辞める」ことをお勧め

筆者は、基本的には、「元気なうちに辞める」ことをお勧めします。仕事以外の人生も楽しむつもりなら、「元気でなくなってから辞める」のでは遅すぎます。自分がいつまで元気なのかは誰にもわかりません。しかし、自分だけはいつまでも元気だということもありません。

就業者がリタイア後に健康寿命を享受できる年数は、本人が思っているよりも、ずっと短いかもしれないのです(図表3参照)。

特に60代後半については、働くのか働かないのか、また、「元気なうちは働く」にしても、大半の時間を仕事に充てるのかどうかは、しっかり考えておくべきです。