「不向き」と言われた真意がわかった

「もう一回会ってみたら?」と勧めていたら娘の未来が変わっていたかもしれない、もしやそんな思いがあったのだろうか。同居希望という相手をすぐさま否定し、別の視点から考えなかったことを後悔していたのだろうか。

石川結貴『ウチの子の、結婚相手が見つからない!』(文藝春秋)
石川結貴『ウチの子の、結婚相手が見つからない!』(文藝春秋)

翻ると、私自身も息子の婚活に別の視点を持っていたとは言い難い。いくら見合いをしてもうまくいかないとき、情けないとか、要領が悪いとか、つい息子を責めるような感情だった。相手の女性から「お断り」されたり、息子のほうから断ったりしたとき、こちらに足りない点はなかったのか、次につなげるためにどうすればいいだろう、そんなふうに前を向かせようとしたことなどなかった。おとなである息子に口出しできないという自制もあったが、そもそも私自身の心が狭く、つまらないプライドに縛られていたのかもしれない。

代理婚活にしてもよくよく振り返ってみれば、真面目なウチの子をどうして気に入らないのか、ウチの子の優しさをわかってほしい、そう親バカ目線で思うばかりで、まずは相手のよさを見つけよう、少しでも歩み寄ろうと努力していただろうか。

代理婚活に不向き、そう言った岡田さんの真意が少しわかった気がした。

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