学びにくる事業者は多い。作り方を一から教えても、前編で紹介したようにカットして売るスタイルをすべて伝えても、続かないところが多いという。効率を考えると、手間のかかる工程をカットしてしまうそうだ。

「うちのベースはね、明太フランスがうまい店じゃなくて、社員のお客さんへの思い入れが強い店なんですよ。それがお客さんに伝わってる」

こうして古田さんへのインタビューが始まった。最初に飛び出したのは、思いがけない言葉だった。