多くの人が安心を求めて振り回されている

また、多くの人は自分が取っている安全行動に気づいていません。「どうしたらいいかをぐるぐると考える」などは、頭の中でいつの間にかやってしまっているので、客観的に自覚するのが難しいのです。

清水栄司『「いつも不安で頭がいっぱい」がなくなる本』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)
清水栄司『「いつも不安で頭がいっぱい」がなくなる本』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)

安全行動を見える化すると、自分のやりすぎに気づきます。「何があったのかと心配し、どうしたらいいかと反すうする」のも10〜20分くらいはいいかもしれませんが、何時間も考え込んでいても、いい解決策が浮かぶとは思えません。

不安なことについてネットで10〜20分程度調べて、大まかな知識を得るのは有意義な時間の使い方だと思いますが、2時間も3時間も同じ情報を繰り返し検索・閲覧しているとなると、役に立たない安全行動だとわかりますよね。

安全行動に気づいたら、安全行動に時間をかけるのはもったいないので、やめて、その大切な時間で、自分がやりたい大切なことをやるように行動しましょう。安全行動をやめるイメージ・トレーニングをした後で、実際に安全行動をやめる練習をして、不安にふりまわされず、自分の大切な時間を自分のために使えるように自分を変えていきましょう。

【関連記事】
「共感できる部分はない人間、それが私の母」要介護3の88歳をフルで働きながら6年以上ケアする娘の"介護魂"
「最後は夫のすべてを奪い、捨て去るつもりです」50代夫や義両親から罵倒され続ける40代妻の壮大な復讐プラン
パカッと開けて週に1、2個食べるだけ…がん専門医が勧める「大腸がんを予防するオメガ脂肪酸たっぷり食品」
「相続でモメる家」と「モメない家」の決定的な違い…税理士が断言「"争族"にならない親子の共通点」
2600年前から「付き合ってはいけない人」は決まっている…ブッダが説いた「人生破滅する10タイプ」