「つまずく」場所を正確に把握してあげる

ワタルさんはやっと腑に落ちた感じでした。まさにこのスケジュール表が自分のシングルタスクの性質に合致したからでしょう。上司としてもこれは衝撃的な体験でした。まさかここまで手取り足取りの援助が必要とは夢にも思っていなかったからです。

このプロセスで大切なのは、ワタルさんと上司がつまずいている現状を詳しく把握していったことです。そして「なるほど、ここでつまずいているんだ!」と共に探し当て、納得しながらスケジュール表を導入できた点が成功のポイントでした。

こうして本人が納得して獲得したスキルは、それ以降も使われ続けます。また、これで1週間をうまく乗り切ることができれば、今度は手応えが生まれ、ますます時間管理を主体的にやってくれることでしょう。