時間を浪費しているモノをまずは隠してみる

残業が続いていた頃、私は時間に追われていました。帰宅は遅く、朝は早い。部屋は荒れ、脱ぎっぱなし、出しっぱなしの状態でした。「片付けなきゃ」と思いながらも、疲れて手をつけられない。掃除や片付けに使う時間を確保できないまま、不快感だけが積み重なっていく。私にとって当時の部屋は、時間を回復させる場所ではなく、消耗を思い知らされる空間でした。

私はもともとインテリアが好きで、かわいい雑貨たちに囲まれたおしゃれな暮らしに憧れていましたが、空間を整えるための時間も気力も足りていませんでした。家具や雑貨を購入してモノは増えても、片付ける余裕はない。そのズレが、毎日の生活をさらに窮屈にしていました。

そんなときにパートナーと出会いました。彼の部屋には家具がデスクと椅子しかありませんでしたが、殺風景でありながら、どこにも不快感がないのが印象的でした。