コーラは我慢の対象?

キリンビバレッジ 
マーケティング部 
中田康陽氏

「コーラは子どもの頃はよく飲んでいたんだけど、やっぱり体に悪いよね」「本当は揚げ物×コーラの黄金の組み合わせが大好きなんだけど、メタボぎみだから我慢しなくちゃいけないな」

30代、40代の男性諸氏から聞こえてきそうな不満のつぶやき。本当はコーラが大好きなのに、おなかや健康を気にして飲むのを控えているという30代以上の男性は多い。自覚している本人だけでなく「こういう人、自分の周りにもけっこういるんだよね」と、その姿が思い浮かぶ人も多いのではないだろうか。

キリンビバレッジのマーケティング部新商品担当部長代理の中田康陽(みちはる)氏らマーケティングメンバーは、そんな具体的なターゲット像を絞り込んでいき、思いを数枚の企画書に結集させた。その企画書が社内の共感を喚起したことが商品開発の成功に結びつき、誕生したのが史上初のトクホ(特定保健用食品)のコーラ「キリン メッツ コーラ」だ。