日経平均4万円台後半に、株で儲かった人も
2025年10月27日、日経平均株価は史上最高値を更新。ついに5万円台に突入した。この株価高騰で儲かったという人が周囲にいるだろう。そこで、これまでは投資をしてこなかった人も、「株を買ってみようかな」という気持ちになるかもしれない。
ただ、投資は厳しいゲームである。勝てる保証はない、至る所に落とし穴が待ち受けている。
「この株を買ったら絶対値上がりする」「このファンドはノーベル賞学者が高等数学を駆使して作り上げたものだから必ず上がりますよ」などと、甘い言葉がうようよしている。ほとんど、そのような勧誘は罠である。
では、投資で成功する方法はないのだろうか?
そんなことはない。成功する道はあるのだけれど、見つける方法がわからないだけだ。
連載の前々回では「自分の欲得が投資の敵だ」と書いたが、今回の敵は投資に関与する第三者だ。
「この株は絶対上がりますよ。」と言われたら、そう言っている人の立場を考えてみよう。
証券会社、ブローカー? 自分がその株を買うことによって彼または彼らは何を得るか?
「借金・税金・手数料は投資の敵」とは?
例えば、高額の手数料。
甘い言葉をかけてくる第三者の利害を考えてみる。「外部流出は投資の敵」というのが今回のテーマだ。
市場には投資に介在して利益を得ようとする第三者が多くいる。
証券会社、運用会社、保険会社、利益に税金をかける政府などなど。
例えば、信用取り引きまたはレバレッジ取り引き――大きな取り引きを可能にするために投資資金を貸しますという申し出、投資の利益から所得税、住民税をいただきますという政府、「とびきりのファンドを紹介します。ただし、手数料は高いですよ」という証券会社、これらすべては投資資金の外部流出を強制してくる。
投資は市場との取り引きなので、うまくいくとは限らない。うまくいくはわからない取り引きをするのに外部に使用料を支払う。
「借金・税金・手数料は投資の敵」というのは、そういうことだ。
投資家にとって、外部流失はできるだけゼロに近いほうがいいに決まっている。
借金・税金・手数料の実例を挙げて、いかに外部流出を少なくするかについて考えてみよう。

