本連載では、“伝説のトップコンサルタント”堀紘一氏に、メルマガ編集チームがまとめたリーダーたちの悩みをぶつけ、ズバッと斬っていただきます。(2024年3月25日レター)

──先日亡くなった指揮者の小澤征爾さんは、年齢を重ねるごとに音楽に対する理解力が高まったということです。また、若いころ理解できなかった哲学書が年を重ねてから理解できるようになったという研究者のお話を聞いたことがあります。堀さんは、経営の現場を離れられてもなお、どんなことをお聞きしても、わかりやすく解説してくださいます。年を重ねるごとに、思考力や理解力を高めるには、どんなことが大切だと思われますか。

【堀】年齢を重ねるごとに芸術に対する理解が深まったり、若いころ理解できなかった哲学書を理解できるようになったりするというのは、ごく自然なことだと思いますよ。そういう私も、コンサルティングや経営から引退した後に、企業のことがよく見えるようになりました。

(構成=今井道子)