本連載では、“伝説のトップコンサルタント”堀紘一氏に、メルマガ編集チームがまとめたリーダーたちの悩みをぶつけ、ズバッと斬っていただきます。(2023年6月12日レター)

――著名投資家ウォーレン・バフェット氏が率いるバークシャー・ハザウェイ社が、手元資金として1250億ドル(約16兆7000億円)を保有していて、今後、日本企業への投資額を増やしていくと発言しています。バフェット流、そして堀流の企業の見方について教えてください。

【堀】前回は、バフェットさんは超長期投資を重視していて、本来、時価総額10兆円以下の株式は買わないこと、またNTTが開発している「光の半導体」の技術が有望であるという話をしました。今回も、私自身、経営学を学び、長年にわたってコンサルタントの第一線をつとめてきた経験から、優秀な会社、有望な会社を取り上げたいと思います。

(構成=今井道子)