「女がキレる」言い方、「男がイラつく」言い方【1】

女性の発する言葉には裏メッセージがありがちだということも念頭に置いておきたい。女性の言葉を常に額面通り取ってしまうと痛い目に遭う。

「男性は女性が発する裏メッセージに気がつかない人が多い。男の言葉にはほとんど裏メッセージはないからです」

それがどうも読み取れないという男性であれば、女性が本心を言葉に出すまで待つという姿勢も重要だ。つまりよい「聞き手」になるべきだと博士は言う。

「例えば昼休みに女性の同僚と雑談していて、女性側から『ドラえもん』の話が出たとします。そこで男性側がすかさず『ドラえもんと言えば、もしもボックスがね』と自分の知識をひけらかすように話をさらってしまうことがありますがこれはダメ。

本当は彼女は『ジャイアンみたいな人にいじめられている』という話をしたいのかもしれない。まずは女性の言いたいことが出るまで待ってから、話をつなげるべきです」

異性の部下に「これだけは言ってはいけない」NGワード例
＜男性→女性＞

×「代わりはほかにもいるんだぞ！」
→○「ぜひ君にやってもらおうと思ってるんだ」

×「あ、そう」（やって当たり前）
→○（目を見て）「ありがとう。ご苦労さん」

×「で、結果は？ 数字はどう？」
→○「あの件の進捗状況はどんな感じかな？」

×「上から言われたんだから仕方ないだろう！」
→○「○○の理由で変更になった。私の力が及ばなかった点はすまない」

×「やっぱりこっちに変更して！」
→○「ちょっと方針を変えようと思う。どう思うかな？」