腸内環境の乱れはがんを含むさまざまな病気の原因

次は、ヨーグルト。乳酸菌やビフィズス菌など、善玉菌を多く含む発酵食品で、腸内環境の改善が期待できます。

佐藤典宏『がんにも勝てる長生きスープ』(主婦と生活社)

最近の研究で、腸内環境の乱れはがんを含むさまざまな病気の原因になることがわかってきました。

がん患者さんの腸内細菌は、健康な人に比べて細菌の多様性が減っていることも研究で明らかになっています。

腸内環境を整えるには、乳酸菌などの善玉菌と、そのエサとなる食物繊維などの両方をとる必要があります。

食べる際は、砂糖の入っていないプレーンヨーグルトに善玉菌のエサとなるオリゴ糖をかけると効果的です。

写真=iStock.com/kuppa_rock
1日1回、かけるだけで腸内の善玉菌がどんどん増える(※写真はイメージです)

カカオ豆はがん予防効果が期待できる

3つめは、ハイカカオチョコレート。

チョコレートの原料であるカカオ豆には、抗酸化作用や抗炎症作用のあるポリフェノールが豊富で、がん予防のほか、動脈硬化、高血圧、脳卒中などの病気を予防する効果が期待できます。

おすすめは、無糖でカカオの配合が高いブラックチョコレートで、血糖値の低下も期待できます。

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