韓国では今でも「太陽のマテ茶」が売られている
実際、今も「太陽のマテ茶」が人気の国があります。韓国です。日本とまったく同じパッケージで名前がハングル文字になっているものが、今も売られています。
コカ・コーラ社はオリンピックの公式スポンサーですが、2018年に韓国の平昌(ピョンヤン)で行われた冬季オリンピックの選手村に行ったとき、選手村にコカ・コーラ社の製品が並んでいました。そこにはハングルのラベルの「太陽のマテ茶」がずらりと並んでいたのです。
南米の人たちはそれを見て「マテ茶だ」と、にっこりしていました。会場に南米の人たちが来ると、急速な勢いで在庫が減っていきました。日本では定着し切れなかった「太陽のマテ茶」ですが、今でも売れていたのです。
私は今でも韓国に行ったら、「太陽のマテ茶」を買って帰ってきます。また、コーヒーや輸入食品を扱っているカルディコーヒーファームにはマテ茶の茶葉が売られているので、ローストマテ茶を買って飲んでいます。夏場は、麦茶の代わりにとてもいい。
こうして今もマテ茶好きが続いているのは、1990年にマテ茶に出会っていたからです。過去の経験というのは、きわめて大事なのです。