1文には1つのメッセージ

では、「1記事=2メッセージ」になってしまいそうだったら、どうすればいいのでしょうか?

◎2記事=2メッセージ(「1記事=1メッセージ」×2)

にすればいいのです。

そのほうが、読み手にも、書き手にもメリットがあります。

・読み手:読みやすい、理解しやすい、覚えやすい
・書き手:まとめやすい、書きやすい、記事が増えてアクセスを伸ばせる

小さな範囲でいえば、1文=1メッセージ(1文1意)です。

たとえば、こんな文章があったとします。

私はブログを書くときに、いつも意識していることがあるのですが、ブログは自分の想いを伝えるための素晴らしいツールなので、自分自身の自己成長として捉えながらも、読者の方にいかに役に立てていただけるかが重要だと思っています。

上記の文章には、複数のメッセージが1つの文章に詰め込まれていますね。少し、内容がわかりにくい気がしませんか?

ここに、1文=1メッセージ(1文1意)の原則を当てはめてみましょう。

「1記事1意」を心がければ思いは伝わる

クイズだと思って、少し考えてみてください。正解というわけではありませんが、私だとこうなります。

ブログは自分の想いを伝えるための素晴らしいツールです。
同時に自分自身を成長させてくれるツールです。私がブログを書くときに、いつも意識していることがあります。
それは、読者の方にいかに役に立てていただけるかを意識することです。

簡単な例ですが、読後感が違いますよね? いくらおいしいものでもごちゃ混ぜにしたら、せっかくの食事が台なしになってしまいます。

中野 巧『稼ぐ人の「超速」文章術』(Discover 21)

あなたが大切に伝えたいことは、

・1文=1メッセージ(1文1意)
・1節=1メッセージ(1節1意)
・1段落=1メッセージ(1段落1意)
・1記事=1メッセージ(1記事1意)

を意識してみてください。

この記事では、読まれるタイトル・書き出しの10パターンと伝わる文章のコツをお伝えしました。ぜひ、あなたの文章にお役立てください。

関連記事
「円周率とは何か」と聞かれて「3.14です」は大間違いである
全ての「頭がいい人」に当てはまる唯一の共通点
仕事ができない人の文章は「エスプレッソのような濃度」で書かれている
仕事しながら「月+10万円」を稼ぐ副業マニュアル8選
中田敦彦が多読してわかった「身になる読書」をするための3要素