2行目を読ませるタイトル・書き出しの10パターン

これからご紹介する10パターンのタイトルや書き出しに迷ったときの参考にしてください。

<タイトルと書き出しに活用できる>

1.話題性:世の中の注目が高いワードで引きつける
世の中で流行っているワード──たとえば、最新の電子機器や流行のアニメなどを取り入れるだけで、それが相手を引きつけるフックになります。
(例)iPhone12を買う前に必ず知っておきたいこと
(例)ユニクロと鬼滅の刃のコラボTシャツを並ばずに買う方法

2.数字:説得力のある数字を挿入する
数字は強力です。「だいたい」「いつも」「すごい」など、読み手によって捉え方が変わる抽象的な表現は曖昧です。数字を入れるだけで、具体的にイメージしやすくなり、説得力が生まれます。
(例)365日間、子どもが楽しく勉強し始める魔法の言葉
(例)売上げが1.5倍になる最新マーケティング

3.損得:相手が一瞬で釘づけになるほど欲しい(損したくない)もの
人は自分が得をする(損しない)ことに興味・関心があります。相手が求めるものを徹底的に考えます。
(例)ムリなく痩せられる優しいダイエット
(例)売上げの2割がムダな経費になっています

4.疑問:答えをどうしても知りたい内容
すでにある文章を疑問系にするだけで訴求力が上がります。問いかけられた疑問や問題、課題の答えを知りたい欲求が、先の文章を読むための動機になります。
(例)新作スマートフォンを格安で手に入れる方法とは?
(例)なぜ、“売上げに直結する文章”が書けるようになるのか?

5.対立:真逆の概念を結びつける
真逆な要素を組み合わせると、そこに新しさが生まれます。また対極を描くことで、その間の属性すべてを取り込むことができます。
(例)“貧乏を選ぶ人”と“金持ちを選ぶ人”がいる
(例)高校の国語の成績が段階評価で「2」だったが、今は文章のプロ

6.逆説:相手の常識の意表を突く
相手が思わず「えっ」と聞き返してしまうほど、非常識なことは目を引きます。その非常識を論理的に説明できることが必須です。
(例)ダイエットするには、週に一度は焼き肉を食べなければならない!
(例)○○%の人は大きな誤解をしています。相手の心を動かすのに、「文章力」はいらない!

7.権威:信頼してもらうための根拠
すでに信頼されている権威ある人からの評価や、客観的な評価を提示することで、信頼されやすくなります。
(例)売上げランキング1位のタブレット
(例)○○さん(有名人)がテレビで唸った食パン