③声や表情に感情をのせる

オンラインへの対応に四苦八苦しているのは、どちらかというと上司世代、40代以上の人たちです。皆さんのような若い世代の方々にとってはオンラインが当たり前だったかもしれません。

その違いが顕著に出ているなと感じるのが、文章力です。SNSを中心に、テキストでのコミュニケーションにけている人が多いので、今の若い世代の人たちは文章力がずばぬけているなと感じることが多々あります。

一方で対面でのコミュニケーション回数が少ないため、感情表現が下手な人が目立ちます。「うれしいです」「悔しいです」「楽しいです」「つらいです」どれも一本調子で同じ表情。

また、特にオンラインでのコミュニケーションは画面に映る視覚情報と、スピーカーから聞こえる聴覚情報しかありません。その場の雰囲気や、細かい息遣いなどは共有することができないため、これまで以上に感情を伝えることが難しくなります。

特に「声」が与える影響は非常に大きいです。だまされたと思って、感情を声にのせるトレーニングをぜひしてみてください。相手の反応が変わります。

コロナ禍の新卒は爆発力と可能性を秘めた世代だ

2020年度の新卒社員の皆さまは、これまでになく大変な世代であることは間違いありません。しかし同時に、これまでにない爆発力と可能性を秘めた世代でもあります。

ぜひ前向きに、努力を続けていっていただければと思います。皆さまの今後のご活躍を心よりお祈り申し上げます。

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