埋葬料・家族埋葬料・埋葬費・葬祭費

家族じゃなくてももらえる

▼5万円おトク

【内容】
家族や知人が故人を埋葬する際には、故人が加入していた健康保険から「埋葬料」などが支給されます。加入していた医療保険制度によって、制度の名称や金額が異なります。「埋葬費」は親族でなくても支給されますので、忘れずに手続きして給付を受けてください。

【対象者】
健康保険に加入していた故人を埋葬した人

【ポイント】
・埋葬料/健康保険の被保険者本人(世帯主など)が亡くなり、扶養家族が埋葬した場合。金額は一律5万円

・家族埋葬料/健康保険の被保険者の家族(被扶養者)が亡くなり、埋葬した場合。金額は一律5万円

・埋葬費/健康保険の被保険者が亡くなり、扶養家族がおらず、友人、知人、会社などが埋葬した場合、実際にかかった費用を5万円の範囲内で支給。認められるのは葬儀代、霊柩車代、僧侶への謝礼、火葬代、霊前供物代などで、葬儀に参列した人の接待費用、香典返しなどは含まれない

・葬祭費/国民健康保険や後期高齢者医療制度の加入者が亡くなった場合に支給。金額は市区町村によって異なる。1万~7万円程度が目安

・死亡した翌日から2年で時効になるので早めに手続きする

【届け出先】
健康保険組合、協会けんぽ、市区町村

(構成=プレジデント編集部 撮影=宇佐美利明)
関連記事
"申請すればもらえるお金"最新リスト20
富裕層は「スマホ」と「コーヒー」に目もくれない
月3万積立30年でお金はどれだけ貯まるか
「申請しないと貰えないお金」一覧
月収44万68歳の悩み"暇で暇で死にそう"