多くの会社は、自社の価値を過小評価しているのではないでしょうか。ナガオカは初の海外展示会の出展をきっかけに、海外のお客様と直接対話することで、自社の本当の価値を見直したといいます。ナガオカが、自社が持っている価値に気づき、自信を取り戻したエピソードを紹介します。(2023年12月18日レター)

社長になって4年目を迎えた頃、新しい挑戦を始めました。それが海外で開催される展示会への出展です。ナガオカはこれまで、海外展開を代理店に任せてきました。その結果、レコード針の衰退とともに、海外取引も細々としたものになっていたのです。

しかし、私たちはダイヤモンド接合針で世界トップシェアを誇る企業です。私たちが世界のレコード文化を支えているといっても過言ではありません。就任した直後から海外展開はいずれ挑戦すべき課題だと考えていました。

(構成=大島七々三)