職場でも学校でも、人間があるグループを組織している場所に行くと、「みんないい人なのに、あいつさえいなければ……」と、必ず1人、「イヤなやつ」がいると思いませんか。職場で部署が変わっても、新しい環境でも、住まいの近所にも、必ず「イヤなやつ」がいるのは、なぜなのでしょうか。脳科学の視点から分析してみましょう。
職場のイヤなやつ7つのタイプ
「どんな職場にも、少なくても1人は『イヤなやつ』がいる」という意見を聞くと、「うん、そうだよね」と賛同する人は多いのではないでしょうか。きちんと調査したものではなく、あくまでも大勢の人の経験から導き出さされたものですが、弁護士の後藤千絵氏は、そうした職場のイヤなやつを次の7タイプに分類しています。
① 「悪いのは、すべて他人のせい」:自己正当化タイプ
② 「何でも自分の思い通りにしたい」:自己中心タイプ
③ 「もっとほめてほしい! もっと認めてほしい」:「かまってちゃん」タイプ
④ ストレスは「他人にぶつけてしまえ」:「八つ当たり」タイプ
⑤ 「他人のミス」は絶対に許せない:「完璧主義者」タイプ
⑥ あいつより「自分のほうが上だ」:「嫉妬メラメラ」タイプ
⑦ 「弱い者いじめ」大好き:「サディスト」タイプ
(後藤千絵・著『職場の嫌な人から自分を護る護身術』)
② 「何でも自分の思い通りにしたい」:自己中心タイプ
③ 「もっとほめてほしい! もっと認めてほしい」:「かまってちゃん」タイプ
④ ストレスは「他人にぶつけてしまえ」:「八つ当たり」タイプ
⑤ 「他人のミス」は絶対に許せない:「完璧主義者」タイプ
⑥ あいつより「自分のほうが上だ」:「嫉妬メラメラ」タイプ
⑦ 「弱い者いじめ」大好き:「サディスト」タイプ
(後藤千絵・著『職場の嫌な人から自分を護る護身術』)
このように並べられると、自分がイヤだと思ってきた人も、この内のどれかに当てはまりそうです。
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(構成=伊藤博之 撮影=柳井一隆 図版作成=大橋昭一)

