オリックス シニア・チェアマンの宮内さんが3分間レッスンの読者のみなさまの質問にお答えします。(2021年10月4日レター)

【読者】精密機器製造会社のHR(ヒューマン・リレーション)部で人材育成や組織開発を担当しています。わが部で実現したい人材育成戦略について、経営層を前に何度か説明する機会がありました。その時、説得力をもって経営層に説明するためには、視座・視点を現場マネージャーレベルから一段階も二段階もレベルアップさせなければならないと思いました。経営層の視座・視点をもって分析し資料を作成して初めて、提案を聞き入れてもらえることを痛感しました。

自分の業務を経営の視点から捉え直すには、普段からどのようにすればよいでしょうか。そして、これからの経営人材には何が求められているのでしょうか。名経営者として知られる宮内さんのアドバイスをいただけたら嬉しいです。

(構成=今井道子)