オリックス シニア・チェアマンの宮内さんが3分間レッスンの読者のみなさまの質問にお答えします。(2021年9月27日レター)

【読者】わが社は明治時代に手作り家具の店として創業してから、私が4代目になります。職人の手仕事を機械化し、家具の工業化生産が成功して、経営が拡大しました。好景気には高級家具路線で、つくれば売れるという時代もありました。このときに、総合サプライヤーとして商社戦略を掲げ、会社が成長しました。

ところが、それ以降は、利益第一主義がたたってしまい、売り上げダウンに歯止めがかからなくなり、最盛期のころと比べて売り上げがほぼ二分の一になってしまいました。このどん底の低迷期に、私がそれまでの勤め先を辞めて経営を引き継ぐことになったのです。この数年間、どう立て直したらよいのか、試行錯誤を続けています。

(構成=今井道子)