駐日ベナン共和国全権大使
ゾマホン・ルフィン

1964年6月15日、アフリカ、ベナンに生まれる。苦学しながら大学を経て、中国へ留学。その後日本へ渡り上智大学大学院に入学、TVで人気者となる。2012年駐日ベナン共和国大使就任。『ゾマホンの本』『ゾマホン大いに泣く』。

内閣参与(特命担当) 飯島 勲
――2013年4月、「秘密ノート」発刊を記念して、駐日ベナン共和国全権大使・ゾマホンさんを官邸・内閣官房参与室にお招きし対談を行った。

【飯島勲】ようこそ官邸へ。ゾマホンさん、よくぞお越しくださいました。

【ゾマホン】飯島先生、お目にかかれて光栄です。今日は飯島先生の素晴らしさを日本の皆様に解説しにきました。

【編集部】ゾマホンさんは、飯島勲さんのことをご存知だったんですか。

【ゾマホン】(怒り気味で)何を言っているんですか。飯島先生のことをアフリカで知らない人はいないよ! 先生は世界の偉人だよ。(官邸の)1階でも新聞記者が飯島先生のことを「飯島さん」というから叱ったんです。先生は、先生と呼ぶべきです。

※記者は「飯島参与」と呼んだ可能性がある。

【飯島】(編集部に向かって)ほら、私は西アフリカにあるシエラレオネの名誉総領事に就任したから。

【ゾマホン】それと、ウガンダ共和国の政府顧問ですよ。

【飯島】シエラレオネもウガンダも全部無報酬でやっているんです。ただ飛行機代だけは出してもらっている。

【ゾマホン】今日タクシーに乗って……いつもはベナンの公用車に乗っているけど、今日はたまたまタクシー乗っていたんですけど、その運転手も飯島先生のことを素晴らしい人だと認めていました。先生は偉大なんです。