コーヒーを何杯頼んでいても、90分以上は難しい

カフェで時々見かける「混雑時90分まで」など滞在時間を制限する貼り紙。それよりも長居することは法的にいけないことなのでしょうか。

カフェのテーブルに置かれたコーヒー、パン、メガネ
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結論から言うと、「混雑時90分まで」と店側が明示していれば、客は従わなくてはいけません。

民法には「契約自由の原則」が定められており、民間事業者の場合、ある程度のルールは事業者と利用者の間で取り決めることができます。どのような内容の契約がされるかは当事者間の意思に委ねられています。カフェチェーンなど前払いの店は、商品を買うときに契約が成立、レストランなど後払いの店は、注文をした時点で契約が成立します。契約の時点で「混雑時90分まで」に同意したものと見なされます。ここでは貼り紙で明示されていることや、店員から口頭での説明があるなど、客観的に立証できることがポイントです。