一辺が10センチほどの箱型の鉄の固まりに、7ミリ角のネオジム磁石がぴたりと張りついている。実験用の材料を用意してくれた研究員から、「どうぞ、磁石を外してみてください」と促され、挑戦してみた。指の先でつまんで、ぎゅっと引っ張り上げようとしたが、予想以上に強力だ。1回のトライでは外すことができず、改めて力を入れ直して、やっと鉄の固まりから引き離すことができた。
磁石の新たな製法を開発しているベンチャー企業、インターメタリックス(京都市)の開発現場で、磁石に触れてその強さを実感として理解することができた。
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ネオジム磁石の市場規模(出典:富士経済)※2010年は見込み、2011年以降は予測ベース(※ネオジム焼結磁石)
ネオジム磁石の市場規模(出典:富士経済)※2010年は見込み、2011年以降は予測ベース(※ネオジム焼結磁石)
ネオジム磁石は、携帯電話の振動音用バイブレータやハードディスク駆動装置など、電子機器に使うモーター用に広く普及している。車でもハイブリッド車からEVへ、また再生可能な自然エネルギーとして有力視される風力発電用大型モーターをはじめ、今後ますます用途が拡大する見通しである。
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