ポイントは時間と場所。喫煙所が離れた場所なら要注意

仕事中の昼寝やタバコ、私用のLINEはどこまで許されるのでしょうか。まず知っておきたいのが「職務専念義務」。これは、勤務時間中は会社の職務に専念し、職務以外の私的な活動は控えなければいけない義務のことです。通常、職務専念義務は就業規則に盛り込まれています。就業規則になくても労働契約を結んでいれば、契約内容に誠実義務があるはずで、その一つとして職務専念義務を従業員は負うことになります。

職場のパソコンの前でスマートフォンを持つ男性
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この職務専念義務が課されている中での昼寝やタバコ、私用LINEはどうでしょうか。うたた寝ならまだしも、20~30分も寝込んでしまうようなことが度重なると、当然、職務専念義務を果たしていないと見なされるでしょう。居眠りの時間が労働時間に含まれず、その分だけ給与が減額になる恐れも出てくる可能性が高いのです。

ただし、休憩時間中の昼寝であれば問題ありません。従業員は、休憩時間を自由に利用できます。たとえば工場の現場では休憩時間が厳密に決まっており、勤務時間中はラインから外れることができません。昼寝やタバコ、スマホの使用は「決められた休憩時間中に」としていることが多いようです。