「疲れがとれてスッキリ」の正体

しかし、脳にも許容量があります。かりに朝出社したときの体験と行動だけでも、すべての記憶を残していたら、あっという間に情報過多になってしまいます。

睡眠中は、脳の中にできた、たこの足のように絡み合った配線のなかから、重要度の低いコンセントを抜く、優先すべきコンセントを残すような作業が行なわれています。たこ足配線を解消し、より効率の良いつなぎ方に直しているのです。

つまりは、覚醒時のおびただしい量の情報から、自分にとって大事な情報であるかどうかを選別し、処理して、長期的な記憶として植え付けるための作業です。