常に「忙しい」「自分だけが働いている」が口癖の管理職は多い。しかし、そんな働き方が部下の仕事や成長機会を奪っていないだろうか。自分自身のためにもぜひ、脱・プレイングマネジャー術を身につけよう。
あなたが休んでも仕事はきちんと進むだろうか?
仕事で多忙を極めているとき、状況を変える方法はないように思えることがある。だが、方法はちゃんとある。権限を委譲すればよいのだ。部下に責任を持たせるのは大切なことで、それによりマネジャーは忙しさを軽減できるし、部下は新しいスキルを開発することができる。では、あなたはなぜそうしていないのだろう。
「リーダーの最も重要な仕事は、自分が会社を休んでも仕事がとどこおりなく進むよう、部下に正しい考え方、正しい問いの立て方を教えることだ」と、ジェフリー・フェファーは言う。フェファーはスタンフォード大学経営大学院の組織行動学教授で、『What Were They Thinking? : Unconventional Wisdom About Management』の著者でもある。権限を委譲することはマネジャーにも、部下にも、組織にも利益をもたらす。
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