【グループ 他人を尊重できない】無神経タイプ

変われない昭和世代は会社の規則に従順

現代では、「ハラスメントは悪」という認識が浸透してきました。しかし、そうした価値観の転換についていけない人が、中高年を中心に相当数いるのも事実。最近も、現代と昭和時代の価値観のギャップを、コミカルに描いたTVドラマ『不適切にもほどがある!』が話題になりました。「行きすぎたハラスメント規制で会社が壊れる! 社会の活力が失われる!」といった反対論を盾に、「昭和の流儀」を押し通そうとする人は少なくありません。

残念ながら、そういうタイプの人の価値観を変えるのは、精神医学的には難しいでしょう。しかも、職場でパワハラやセクハラを繰り返す無神経な人は上の世代、つまり、上司や先輩であるケースが多く、部下や後輩の立場からは「物言い」がしにくい。

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