88歳医師が感銘を受けた本の一節

私自身、若いころから現在まで何度も読み返している本が2冊あります。

高田明和『88歳医師の読むだけで気持ちがスッと軽くなる本 “年”を忘れるほど幸せな生き方』(三笠書房)
高田明和『88歳医師の読むだけで気持ちがスッと軽くなる本 “年”を忘れるほど幸せな生き方』(三笠書房)

両方ともロシア文学の作品で、1冊はツルゲーネフの『初恋』。青春を懐かしむ物語ではありますが、高齢になった現在読むと「時間を大切に使うことの重要性」を思い出させてくれます。

もう1冊は、チェーホフの戯曲『桜の園』。彼は医者だったので、「ある病気にいろいろな治療法があるときは、治す方法がまだ見つかっていないことを意味する」という文句が出てきます。

私は医学者としてこの言葉に非常に感銘を受けたため、いまだに何度も読み返すことになっているわけです。

映画やテレビドラマは、インターネットの配信サービスを使えば、かなり昔の作品も観ることもできます。昔の本は、古書店やネットで中古品を探すことになりますが、購入すれば長い空白の時間を埋めることもできます。

ぜひ時間があるときに、試してみてください。

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