中学生が3分間で書いたR80

実際に中高生がどんなR80を書いているか、一例をお見せしましょう。

まずは中学2年生。技術家庭科の授業で食品添加物について学び、最後に「消費者としての私の選択は」というR80のテーマが与えられました。

その時点で授業終了まであと3分。時間切れになるんじゃないかとハラハラしましたが、チャイムが鳴るまでに全員R80を書き終えました。こんな感じです。

【図表2】中学2年生のR80解答例

学んだことを踏まえて、自分の意見を書けていますよね。R80のルールである接続詞を使った論理的な文章になっています。

高校3年生が書いた見事なR80

次は高校3年生です。公民科の教務主任による「主権者教育」の講義の後のR80です。「多数決が暴走しないようにするために」というテーマが課されました。

【図表3】高校3年生のR80解答例

やはり高校3年生ともなると見事なR80ですね。

これらはいずれも2016年度の実践で、R80を始めて1年目の子たちが書いたものです。

R80のルールを一度覚えれば、始めてすぐでもこれくらい書けるというイメージを持ってもらえればと思います。