R80で難関大学に数多くの合格者を輩出
昨年度の共通テストの前に、並木中等教育学校の高校3年生の学年主任が私に送ってきてくれたメールの一部をご紹介したいと思います。
「今年度になって、彼ら(3年生)の国語力の安定した高さに感心しておりました。R80のおかげであろうと常々感じております。秋の推薦入試でも順調に合格を勝ち取ってきました」
共通テスト後の進路だよりには、
「並木生の強みは記述力です。ここからが勝負」
という言葉もありました。自分たちの武器を自覚し、自信を持って大学入試に挑めていますね。
結果として、この学年は144人中9人が東大に現役合格しました。現役合格率でいうと茨城県内トップです。東大以外にも、難関大学に数多く合格しました。
同校はアクティブ・ラーニングはじめ様々な取り組みをしてきましたから、R80だけでこの進学実績が出ているわけではありません。
ただ、R80を文化として定着させたことで、生徒たちの書く力や考える力といった「論理力」が確実についたということは胸を張って言えます。
国語の成績は確実に伸ばせる
私自身は高校時代、理系科目や社会は得意だった一方、「国語はどう勉強していいかわからないなぁ」と悩んだものです。
暗記すれば点数が伸びる教科と違い、国語で求められる書く力や考える力は目に見えず、効果的な勉強法もはっきりしなかったからです。
今、教え子たちの飛躍を見ながら実感します。
R80を知れば、かつての私のように悩んでいる子も、書く力や考える力=論理力を伸ばして、国語を含む学力の向上へとつなぐことができる、と。
考案者ながら、こういう学びのアイテムが自分の学生時代にもほしかった! とつい思ってしまいますね。