アピールのチャンスと捉える
⑧このポストには少し経験が足りないのでは?
このように言われたら、「不採用になるんだろうか」と不安になり、言葉に詰まってしまうかもしれません。
しかし、経験不足なのは職務経歴書でわかっていること。それで不採用にするのであれば書類選考段階で落としているはずで、面接には招きません。経験不足を補う何かに期待を寄せている、可能性を見いだそうとしているはずですので、ここはアピールのチャンスと捉えてください。
こんな答え方はNG
「確かにそうですね」と自信なさげに答えるのはNG。もちろん、ない経験を「ある」と言ってしまうのもNGです。
納得されやすい答え方のポイント
経験不足を、自分なりにどのように補おうとしているか、具体的に伝えましょう。経験以上に「熱意」「向上心」を重視する面接担当者は少なくありません。
【回答例】
「確かに実務経験は足りませんが、先輩の仕事の仕方をしっかり観察していました。また、最新の知識をキャッチアップするために○○セミナーにも参加しています。学んだことをすぐに実践に生かしたいと思います」
「確かに実務経験は足りませんが、先輩の仕事の仕方をしっかり観察していました。また、最新の知識をキャッチアップするために○○セミナーにも参加しています。学んだことをすぐに実践に生かしたいと思います」
以上、8つの「答えにくい質問」について回答のコツをお伝えしました。
共通するのは、ごまかそうとしたり、あっさりとした答えで終わらせたりするのはNGということです。自己アピールのチャンスに転換できるようにしましょう。
(構成=青木典子)