1■アポとアポの間は15分、30分でも時間を空ける

30分でも空き時間を挟むことによって、次の予定の準備をしたり、考えの整理ができる。1時間の昼休みのうち、食事後の45分は貴重な思考時間として確保する。会社のグループウエアを予定のブロックに活用。

 

2■予定は月・年単位で大局的に把握

商品開発の現場は勝手を知る部下に極力権限を委譲し、自分自身は「中長期目線」を意識するため、あえて週次スケジュールは使わない。月間・年間スケジュールのみで戦略的に組織を俯瞰する。
 

3■タスクはマーカー3色で色分け管理

タスク管理は「戦略的なもの」「商品開発関連」「人事・その他」という3分野を蛍光マーカーで色分けしてシンプルに管理。分野が重複するタスクの場合は色を重ねて、一目でわかりやすいように工夫をしている。

 

4■高密度の書き込みで網羅性を確保

メーンの1冊ですべての仕事を済ませるために、スペース効率重視の細かい字でびっしりと書き込んでいく。無駄な文字は消せるように、書き込みはシャープペンに統一。付箋は必要最小限の量を最終ページに貼り付け。

 

5■ダイアリーは健康管理にも役立てる

オフ用の手帳には日々の気づきや雑感、読書ノート、将来の夢などを思いつくままに書き加えていく。同時に、毎日の体重とカロリーを記録する「レコーディング」効果により、約半年で11kgの減量にも成功した。

(永井 浩=撮影)