「名誉と生き残り」を賭けた戦いは続く

文春は次の一手を考えているはずである。それが何かは想像でしかないが、木原氏の愛人といわれるA子の「重大告白」ではないかと、私は思っているのだが。

それに、遺族の両親たちもまだまだ打つ手があるようである。文春(同)で元東京地検特捜部副部長の若狭勝氏はこう話している。

「被害者遺族が告訴人となり、被疑者不詳のまま殺人罪で刑事告訴をするという手段があります。これは遺族の告訴権に基づくもので、捜査機関には、告訴をされたら受理しなければならないという義務が課せられている。さらに、警察は告訴を受理すると、検察庁に事件を正式に送付しなければならない」

それに、検察が不起訴にしても検察審査会に「不起訴処分は不当だ」と申し立てすることもできるのだ。

木原氏は、「報道については刑事告訴した」(読売新聞オンライン 08/01 17:12)という。

木原氏と文春の「名誉と生き残り」を賭けた戦いは、まだまだ続きそうである。

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