日本に「希望」が欲しい

いま日本では、65歳以上を「高齢者」、75歳以上を「後期高齢者」と呼んでいます。でも、なんだか機械的な響きで、ちょっと切なくありませんか。

ここまで頑張って生きてきたのですから、もっと明るくて希望の持てる呼び方にすべきだと、私は常々思っています。

そこで、私は声を大にして提案したいのです。これからは「高齢者」ではなく、「幸齢者」と呼びましょう

心臓型の杖を持つ老夫婦を持つ10代の手
写真=iStock.com/SewcreamStudio
※写真はイメージです

70歳からは「高齢者」より「幸齢者」

70歳を越え、楽しく充実した暮らしを送り、毎日に幸せを感じている人は「幸齢者」。こんな呼び方なら、温かみや年をとることへの希望も感じられるでしょう。

幸せな晩年を過ごして、人生を全うしたい。私たちが目指すべきは、年齢を重ねてなおがまんし続ける日々を送る高齢者ではなく、こうした「幸齢者」なのではないでしょうか。

私は、これからの日本に、この言葉と考え方を広めたいと強く願っています。

【関連記事】
「脳トレはほぼ無意味だった」認知症になっても進行がゆっくりな人が毎日していたこと
「旅行」よりお金がかからずストレス解消効果が高い…人生が激変する「朝4時30分起き」の始め方
銀座ママが「LINEを交換しよう」と聞かれたときに必ず使う"スマートな断り文句"
「10万人の胃腸を診た専門医が警鐘」日本人の約5割が毎朝食べている胃腸に最悪の"ある食べ物"
「悲しみの深さ」は関係ない…大切な人を失った後に「うつになる人」と「ならない人」のたったひとつの違い