日本に「希望」が欲しい
いま日本では、65歳以上を「高齢者」、75歳以上を「後期高齢者」と呼んでいます。でも、なんだか機械的な響きで、ちょっと切なくありませんか。
ここまで頑張って生きてきたのですから、もっと明るくて希望の持てる呼び方にすべきだと、私は常々思っています。
そこで、私は声を大にして提案したいのです。これからは「高齢者」ではなく、「幸齢者」と呼びましょう。
70歳からは「高齢者」より「幸齢者」
70歳を越え、楽しく充実した暮らしを送り、毎日に幸せを感じている人は「幸齢者」。こんな呼び方なら、温かみや年をとることへの希望も感じられるでしょう。
幸せな晩年を過ごして、人生を全うしたい。私たちが目指すべきは、年齢を重ねてなおがまんし続ける日々を送る高齢者ではなく、こうした「幸齢者」なのではないでしょうか。
私は、これからの日本に、この言葉と考え方を広めたいと強く願っています。