キンプリも脱退で「退所ラッシュ」は続く
King & Princeの平野紫耀(26)と神宮寺勇太(25)が5月22日に脱退し、ジャニーズ事務所も退所した。岸優太(27)も9月に退所する。
高橋海人(24)と永瀬廉(24)は残り、2人でグループを継続する。
「23日に日付が変わった0時には、ジャニーズ公式サイトから平野と神宮寺の存在はブログもろとも消え去り、キンプリは永瀬と高橋2人の新たなツーショットに、岸は個人の宣材画像に変わった。ファンからは『こういう時だけ仕事早い』と悲痛な声があがっている」(『週刊女性PRIME』5/23 17:46配信)
「ありがとうKing & Prince その輝きずっと」(スポーツニッポン5月23日付)
脳天気な見出しがスポーツ紙に踊ったが、彼らに続いて事務所を去るタレントたちがこれからも次々に出てくることは間違いない。
ついに60年以上続いてきた「ジャニーズ事務所」の名前が消えるかもしれないといわれている。
社長の謝罪動画が、かえって自分の首を絞める結果に
ジャニーズ事務所側の動きが慌ただしい。ジャニー喜多川氏の少年たちに対する性的虐待問題の真相を究明する第三者委員会の設置、事務所名変更、ジュリー社長の引責辞任までいくかもしれないとさまざまなメディアが報じ始めた。
5月14日にジャニーズの公式サイトで藤島ジュリー景子社長(56)が謝罪動画を配信したことが、かえって自分の首を絞める結果になりそうである。
なぜなら藤島ジュリー景子社長(56)は嘘をついていたからだ。
BBCを含めたメディアに対しては取材にも応じなかったのに、最大の「金づる」であるファンから「第三者による検証・調査を求める署名(1万6125筆)」が届いたことであわてたのであろう。
このままいけばファンクラブからの脱退者が相次ぎ、ひいては自社のタレントをCMに起用しているスポンサーが離れていくのは間違いない。
事務所の存続が危うくなる。相当な危機感を感じ、事務所開設以降初めて、社長が出演する動画を公式サイトに公開したのである。
ジュリー社長は殊勝な顔をして何度も頭を下げた。だが、創業者で叔父のジャニー喜多川氏による少年たちへの性的虐待問題については、「知りませんでした」と発言し、「当事者であるジャニー喜多川(が亡くなっているため=筆者注)に確認できない中で、私どものほうから個別の告発内容について『事実』と認める、認めないと一言で言い切ることは容易ではない」といったのである。