4年後の北米大会は「ベスト8」確実?
このように英国メディアは日本の躍進ぶりを大々的に報道してきたが、早くも4年後の北米大会で日本の行方を占う外電記事を見つけたので最後に紹介したい。
「W杯で善戦の日本、このあと何が起こる?」との見出しでAPニュースは、「日本はすでに世界のトップ各国と勝負になるレベルに到達した」と指摘しており、次回大会は「念願のベスト8」に到達する可能性は十分あると示唆している。
サッカー解説では冒頭のリネカー氏と同様に英国で広く知られる、元イングランド代表のレジェンド、DFリオ・ファーディナンド氏は「今回のサムライジャパンは、ニッポンの誇りだ。日本の人々はこのチームや彼らの戦いぶりをとても誇りに思っていいだろう。スペインとドイツ相手に途中負けていながら、2試合とも2-1で逆転勝利したのだから」と、クロアチア戦の敗戦の後、中継のエンディングでわざわざそう語った。
日本代表の戦いは終わった。しかし、今や欧州、いや全世界のサッカークラブが日本人選手の功績に注目している。サッカーにつけては何かと上から目線の英国で、日本が強豪国として評価される日は、そう遠くないかもしれない。