中学受験塾大手の日能研によれば、御三家と呼ばれる最難関の中高一貫校の偏差値は60台後半から70台を超える。そうした中、偏差値40~50台でありながら、旧帝国大や早慶上理といった一流大学に多くの合格者を出す学校がある。その最新データを紹介しよう――。

※本稿は、『プレジデントFamily 中学受験大百科2022』の一部を再編集したものです。

東京大学
写真=iStock.com/ranmaru_
※写真はイメージです

この記事で紹介するのは、偏差値60未満でありながらも、難関大学への進学で高い実績を上げている学校だ。偏差値50台では旧帝国大学などへの合格率(①)、偏差値40台では早慶GMARCHなどへの合格率(②)でランキング化している。

①②ともに合格率ベスト40校までの詳細データは後述するが、ここではベスト10の学校を紹介しよう。

【①偏差値50~59のお買い得校 難関国立大学合格率ベスト10】

(学校名・所在地・中学入試最低偏差値・難関国立大合格率)

※文末掲載の詳細データではベスト40校までを紹介

1 六甲学院 55 兵庫 43.7%
(大阪大25人、京都大14人、神戸大13人など)
2 洛星 59 京都 42.5%
(京都大39人、神戸大14人、大阪大12人など)
3 東海 59 愛知 39.9%
(名古屋大60人、京都大36人、東京大26人など)
4 広島学院 56 広島 39.5%
(東京大19人、京都大&大阪大11人など)
5 清風南海 55 大阪 34.7%
(京都大53人、大阪大&神戸大23人など)
6 白陵 57 兵庫 32.8%
(東京大20人、京都大16人、大阪大など)
7 北嶺 56 北海道 32.8%
(北海道大23人、東京大7人など)
8 高槻 57 大阪 30.0%
(京都大24人、大阪大17人、神戸大14人など)
9 サレジオ学院 59 神奈川 28.1%
(一橋大15人、東京大8人など)
10 愛光 56 愛媛 25.6%
(東京大17人、九州大11人など)

※ベスト40内で中学入試最低偏差値が最も低かった学校は、関東では山手学院(51)、昇華学園(51)、関西では神戸海星女子学院(50)。東海では南山(50)、名古屋(50)。後述のデータに詳細を掲載

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