「科学」と「エビデンス」は実用的で倫理的

科学とエビデンスをモテに使うのは、たんに実用的なだけではなく、倫理的でもある。

科学は事実を尊重し、何を信じるかについて責任をもてるようにしてくれる。独断や迷信、自信過剰に打ち勝てるようにもしてくれる。

批判的に考えること、仮説を検証すること、エビデンスを評価すること、フィードバックを測定することは、ラボで働く研究者の専売特許ではない。

まずは第1の原則を頭に叩き込んでほしい。何を信じるかは、科学的・実証的なエビデンスに従って決めなければいけない。

【第2原則】女性の視点を理解する

モテについて、君は自分なりの見解をもっているだろう。しかし多くの男性は、女性もまた彼女の視点でものごとを見ていることを見落としている。そのうえ、女性の視点は男性の視点とは違う。モテるためにはそのことを理解し、説明できるようにならなければいけない

女性の気持ちがわからないとしても、何もおかしくはない。女性は男性の理解を超えるほど複雑に進化した。誘惑され、操作され、搾取されることから自分を守るためだ。

このいちばん大事なことを理解せずに、つまり、女性とはいったい何者なのか、何を望んでいるのか、何に魅力を感じるのかを理解せずに、女性を魅了しようと試みるのは、地図やコンパスなしに荒れ地を進むのと同じだ。路頭に迷うに決まっている。