ビジネスファッションのカジュアル化が進んでいる。どこまでのカジュアルが許されるのか、迷う人もいるだろう。そこで「プレジデント ウーマン」では、最低限のマナーをクリアし、PCを楽々持ち運べ、デザイン性も妥協しないお仕事リュックを開発した——。
DX時代に働く女性たちのバッグの選び方
ビジネスシーンでは女性たちはどんなバッグを使っているだろうか——。
働き方が一気に変化したコロナ禍、ビジネスファッションにも変化の波が押し寄せている。「コンフォタブル(快適さ)」を追求し、スーツもシューズもカジュアル化が進み、より動きやすい素材やデザインへと変わっている。
スーツやシューズがカジュアル化すれば、ビジネスシーンで使うバッグもよりカジュアルなものへとシフトしていく。働き方も出社とリモートワークのハイブリッド型に変化し、働く人の多くにPCの持ち歩きが必要になった今だからこそ、働く女性たちのバッグの選択肢も広がっている。
とはいえ、カジュアルすぎる布やナイロン製のバッグ、個性的で奇抜なバッグをメインに使用するのは、自身の印象管理はもちろん、ビジネスマナーの観点から考えても使いにくい。
では、最低限のマナーを押さえたビジネスバッグの条件とは何だろうか。
たとえば、「クライアント訪問時、応接室や会議室ではバッグは自分の足元に置く」。どんなバッグであってもバッグをテーブルの上に置くのはマナー違反。訪問先でバッグをいきなりテーブルの上にドカッと置く人はいないだろうが、自分の隣の空いている席や、自分が座るイスの背側に置く人はいるかもしれない。間違いではないものの、本来、「ビジネスバッグは足元に置く」ことを善しとしていることを忘れないでおこう。