ストレスのない生活を送るにはどうすればいいのか。実業家の堀江貴文さんは「社会人にとって最大のストレス源は人間関係。ぼくは『人間関係には賞味期限がある』と考えて、面倒な人間関係は捨てるようにしている。おかげでストレスフリーだ」という――。

※本稿は、堀江貴文『最大化の超習慣 「堀江式」完全無欠の仕事術』(徳間書店)の一部を再編集したものです。

実業家の堀江貴文さん
写真提供=徳間書店
実業家の堀江貴文さん

良いストレスと悪いストレスがある

生きていればいろんなことがある。嬉しいこと、悲しいこと、腹立たしいこと。そしてときに理不尽なこと。普通に過ごしているだけでドラマの連続だ。

ぼくなんてただ会社を切り盛りしていたら、ある日とつぜん逮捕された。証券取引法に違反したのだという。いまでもその件はまったく納得していないが、いまさらどうこう反論する気はない。過ぎた話だ。

生きていればいろんなことがある。ぼくらの暮らしは予測不可の変数に満ちている。だからこそ、そこに希望と可能性がある。

過去にとらわれるべきでないし、先々のことを心配してもしかたない。

肝心なのはいまだ。今日の1日だ。ぼくらにできるのはその積み重ねだ。

今日のこのときを楽しみ、充実させる。とすれば、余計なストレスは真っ先に排除すべきだろう。

ストレスには、良いストレスと、悪いストレスがある。

あなたがなにかに挑戦しようとする。それはすなわち未知の体験である。とうぜんそこにはストレスがかかる。そのストレスは奮起するための重要なモチベーターだ。あなたにとって必要な、良いストレスである。

また、適度なストレスは寿命を延ばすという。それは科学的に証明されている。

問題なのは、あなたをネガティブな感情に押し込めるストレスである。