副題に「会津人柴五郎の遺書」とある。のちに陸軍大将にまで累進した柴五郎が最晩年に書き残した少年時代の思い出である。

彼の少年時代とはすなわち幕末、会津戦争とその戦後処置の時代であり、会津人の彼にとっては辛酸の歴史であった。官軍が会津藩に下した処置は大変むごい。