この本と出合ったのは7年ほど前だろうか。
親しい友人である、青梅慶友病院の大塚宣夫先生と政治家の丹羽雄哉さんのお2人から、期せずして同時に勧められた。
「簡単に得たものは、失いやすい」「蒔いた種のとおり花が咲く」といった平易な言葉で、はっとさせられる世の真理が語られている。現在当社は非常に困難な課題に直面しており、この先数年は厳しい経営を覚悟しなければならない。悩み事があるときや、夜中にふと目が覚めたときに、傍らにあるこの本を開くと、前向きな気持ちが湧いて、勇気づけられる。社内外を問わずメンター(師)というものはとても重要だ。
この本をもっと早く知っていれば、私の「本のメンター」になっていたはずである。